2024年03月29日 18:52更新
上越市の春の一大イベント「高田城址公園観桜会」がきょう3月29日(金)に開幕しました。サクラは、まだつぼみですが、ことしは露店の数が去年の3倍以上の220店並び、賑わいが期待されています。29日はさっそく訪れた人がグルメなどを楽しんでいました。
高田城址公園にある調査木のサクラです。
まだつぼみですが、29日から高田城址公園観桜会がはじまりました。会場では、家族連れなどが広場にブルーシートを敷き、露店のグルメを楽しむ姿が見られました。
訪れた人
「昼前から晴れてきて、喜んで来た。サクラのつぼみが膨らんでいるが、もっと咲いていればうれしかった」
「サクラが咲いていなかったが、美味しいものを食べられて良かった。またきれいなサクラを見に来る」
ことしは、露店の数が去年の3倍以上、全国から220店ほど並ぶ予定でコロナ禍前の賑わいが戻ると期待されています。
極楽橋付近では初出店の5店舗を含む、18店舗がご当地グルメを販売しています。これは郷土食のサメのナゲットでホオズキのソースにつけて食べる新商品です。
開発したのは上越市の料理研究家、井部真理さんです。食材のサメは宮城県気仙沼市で水揚げされたもので、ほおずきは妙高市で栽培されているものです。ほおずきは生で食べると甘みと酸味がありますが、煮ることで強い甘みを引き出しています。
料理研究家 井部 真理 さん
「サメとホオズキの相性の良さを食べてもらえたら」
このほか初出店の直江津浜茶屋組合は、自慢のホルモン焼きやご当地やきそばなどを販売します。浜茶屋組合は能登半島地震の津波がなおえつ海水浴場に押し寄せ、砂浜に置いていた浜茶屋の資材が押し流されるなど大きな被害を受けました。
なおえつ浜茶屋組合 桑原 尚二 組合長
「津波被害があった。なんとか復興。いろいろな所でPRし、ことしも元気に海水浴場・浜茶屋をやる」
日本気象協会によりますと、高田城址公園のサクラの開花予想は、平年より3日早い来月4月3日(水)で満開は4月7日(日)です。
上越観光コンベンション協会 福嶋 大 さん
「芝生広場にシートを広げて食事や宴会をしてもらったり、高田の花見らしい光景が見られると思う。ライトアップしたサクラと飲食も色々なものがある。サクラを愛でながら美味しいものを食べて楽しんでほしい」
観桜会は、4月14日(日)まで開かれます。
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