2024年03月19日 11:35更新
上越市在住の60代の男性が特殊詐欺被害にあい、電子マネー107万5000円分をだまし取られたことが19日(火)までにわかりました。警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。
警察によりますと、今年3月10日、男性が自宅のパソコンでインターネットを閲覧していると、画面に「トロイの木馬に感染しました。電話をしてください」などと表示されたということです。男性が表示された番号に電話すると、実在するソフトウェア企業を名乗る男から「修理保証が3年で5万円かかる。電子マネーで支払いをしてください」と言われました。
男性はコンビニで電子マネー5万円分を購入し、男の指示に従ってコード番号をパソコンのカメラにかざしました。すると男から「コード番号が間違っているので、再度電子マネーを購入して、コード番号を教えてください」などと、次々に電子マネーでの支払いを要求され、翌11日までの2日間で9回に分けて合計107万5000円分をだまし取られました。
男性は支払った金額が高額になり、不審に思って上越警察署に相談したところ、詐欺だと気が付いたということです。
警察ではパソコンに「ウイルスに感染」と表示されても、画面に出ている番号には電話せず、警察やパソコン販売店に相談する。またATMを操作してお金が戻ることはないので、警察などに相談するよう呼びかけています。
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