2024年03月16日 07:00更新
好きなイラストを文字盤に描いて腕時計にするものづくり体験に妙高市立新井中央小学校の6年生が14日(木)に挑戦しました。
腕時計づくりを体験をしたのは新井中央小学校の6年生34人です。講師は妙高市美守にあるシチズン時計マニュファクチャリング妙高工場の7人が務めました。
児童は初めに文字盤と針を動かすための部品、モジュールを組み合わせました。文字盤にあるアニメのキャラクターやボールなどのイラストは児童があらかじめ思い思いに描いたものです。
続いて講師から文字盤に針を付けてもらったあとモジュールから仮巻真と呼ばれる小さな部品を抜きます。ピンセットを使う細かい作業のため児童は協力しあいました。
最後は歯車の役割をする本巻真を差し込み、時間を合わせれば完成です。
児童
「時計を作るのは大変だった。素敵な腕時計ができてよかった」
児童
「簡単に見えたけど1つひとつの作業が難しかった。仮巻真を押しながら抜くのが難しかった」
6年生は今年度、地元の企業を見学したり、ものづくり体験をしたりして地元にどんな職業や仕事があるか調べてきました。
児童
「ものづくりの仕事をしたいのでためになった」
シチズン時計 マニュファクチャリング妙高工場 西山陽介さん
「私たちの仕事も知ってもらえていい機会だと思った。時計の中身がどうなっているのかを知ると時計のふれ方や興味が湧くと思う」
腕時計は児童が卒業記念として持ち帰りました。シチズン時計では、来年度も妙高市や上越市の小学校を対象に時計づくりの講座を行う予定です。
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