2024年03月06日 13:00更新
上越市の関根学園高校の生徒会6人が放課後に自主学習や他校の生徒と交流できる居場所づくりについて、アイデアを中川市長に提案しました。
生徒会では高校生にとって魅力的なまちには何が必要かを考えていて、これまで校内の生徒などに意見を聞いてまとめてきました。その結果、多くの生徒が学校帰りに立ち寄れる場所を望んでいることが分かりました。
生徒会は5日に市役所を訪れ、学校とは別に自主学習ができて、他校の生徒と交流ができる第三の居場所を高田駅周辺につくるアイデアを中川市長に提案しました。
関根学園高校
「新しいアイデアを生み出す。私たちの声を届ける。交流を育んでいく。地域が家と同じように帰る場所に。サードプイレイス(第3の居場所)はこのような結果をもたらしてくれる」
中川市長
「高校生が集まりやすい場所を作りたいという思いはずっとあった。このような提案をしてもらうと、どこかで作らなければいけない」
関根学園高校
「(自習室)高田駅にはない。オーレンプラザへ自習しに行くが空いていないことが多い。自習室の需要はある。高田駅周辺にあればいい場所になるのでは」
中川市長
「席数少ない。もう少し入りやすく楽しめる場所があれば」
今後この取組みは、生徒会の3年生から2年生に引き継がれます。来年度は市内の高校生で作る上越高校生会議を立ち上げて話し合うほか、企業関係者が集まる会合で提案して協力を仰ぎ、実現を目指していくということです。
元 生徒会長 原田 晃成さん
「今まで他校との触れ合いがなかった。交流を深め地域の一体感を生み出せる」
新 生徒会長 片桐 優さん
「(上越の)高校生が今思っている意見を話し合いよりいい意見を出し形として表せたら活性化される。自分たちの代で何か形に残していきたい」
関根学園高校では今年2月、学校に地域の人などを招き居場所づくりについて発表しています。その後学校に5件ほど市内の住民や市民団体などから賛同する声や場所の紹介など連絡があったということです。
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