2024年03月02日 18:00更新
上越市西本町の商業施設エルマールのフードコートに、若手料理人を応援するチャレンジキッチン「ひびの食卓」が2月20日にプレオープンしました。
ひびの食卓がオープンしたのはエルマールの1階、セントラルコート(イベント広場)近くのフードコートの中です。
同店はエルマールを運営している株式会社マルケーエスシー開発が運営しています。ゆくゆくは上越地域で飲食店を持ちたいと考えている若手料理人に、その第一歩として気軽に営業できるステージを提供しようと企画されました。そこで料理の腕を磨いたり、認知度を高めたり、開店資金を貯めたりし、地元で店を開業してもらうことで地域の活性化につなげることが狙いです。
オープンに伴い、ひびの食卓で最初に料理の腕を振るっているシェフは、上越市出身の小柳太祐さん38歳です。小柳さんは新潟市の料理専門学校を卒業後、これまで神奈川県のフランス料理店や都内のイタリア料理店など、関東のいくつかの店で料理長を務めてきました。将来上越に戻って飲食店をオープンさせたいという思いがあり、去年の春に上越に戻って今後について考えていたところ、チャレンジキッチンの話しが舞い込み、挑戦することに決めました。
店頭のショーケースには、小柳さんの持ち味を生かしたフレンチやイタリアンテイストで調理された洋風総菜が10種類ほど並んでいます。
コンセプトは「一品加えることで食卓を華やかにするお総菜」です。使用する食材や調味料はできるだけ地元のものを使い、ワンランク上の食材と調理法で仕上げた多彩な料理を提供しています。
取材日は10種類の野菜をふんだんに盛り込んだ「グリーングリーンサラダ」(500円)、大根のソースで食べる「妙高大根のステーキ」(500円)、「ガーリックトーストとブルスケッタ」(500円)、「ローストポークとニンジンのロースト」(900円)、「グリルチキンとグリル野菜」(900円)などがショーケースに並んでいました。どれも1~2人前ほどの量で、ご飯やパンのお供としてはもちろん、お酒のおつまみにもピッタリです。価格は500円~900円です。
また、総菜のほかにも、ショーケースに並んでいる料理から好きなものを3種類選んで盛り込む「テイクアウトランチボックス」(1000円)や、ジャンルにこだわらない日替わり料理がメインとなる「シェフのまかないボックス」(700円)といった2種類のお弁当も販売しています。
現在、店はプレオープン中ですが、4月1日(月)にグランドオープン予定です。今後は特別な日にオードブルの提供を考えているほか、地元の農家とコラボしたマルシェなどのイベントも企画していく予定だということです。
シェフ 小柳太祐さん
「旬のおいしい地野菜や肉などを揃えて、その時に最もオススメの調理法で仕上げた洋風総菜を提供しています。ぜひ一度ご来店ください。また、同店で料理の腕を磨きながら、上越地域でのお店の開店準備も行っていく予定です。それが飲食店になるのか、お総菜の店になるのかわかりませんが、これから模索しながら考えていきます。こちらもお楽しみに!」
※料金はすべて税別
店舗情報
ひびの食卓
■住所:上越市西本町3-8-8 直江津ショッピングセンターエルマール1F フードコート内
■電話:TEL025-544-9200(マルケーエスシー開発)
■営業:11:00~18:00
■定休:火曜、第2・4水曜
■インスタグラム:@hibielmar
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