2024年02月01日 17:03更新
ワインの熟成に欠かせない雪を雪室へ運ぶ作業が1日(木)、上越市北方の岩の原葡萄園で行われました。
岩の原葡萄園では、雪室を使い隣にある蔵を冷やしてワインの熟成に活用しています。1日は、作業員5人が大型の重機や除雪機で雪室におよそ300トンの雪を入れていきました。
岩の原葡葡萄園の積雪は1日現在で28センチで、例年より1メートル以上少なくなっています。
雪は、駐車場に積もったものを入れましたが、足りなかったため近くの牧区からトラックで運びました。
今年の雪入れは暖冬の影響で例年より2週間ほど早く行われ、きょう1日で終わりました。
岩の原葡萄園 製造部 西山行男さん
「雪入れが無事にできてホッとしている。雪室は川上善兵衛の時代からやっている。川上善兵衛の気持ちを思い出しながら雪室で熟成したワインを飲み美味しいと思ってほしい」
雪室の雪は、4月から10月ごろまで隣にある蔵の温度を18度ほどに保ちます。蔵の中では、3種類のワインの原酒が熟成され、来年9月に味わえます。
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