2023年12月01日 16:44更新
「ATMで還付金の手続きができる」などとうその電話を受けて、上越市に住む60代の男性が現金およそ45万円をだまし取られたとして、1日に上越警察署に被害届を出しました。
警察によりますと、11月30日(木)午後5時ごろ、上越市に住む60代の男性の自宅に、上越市役所の職員や実在する金融機関を名乗る男から複数の電話がありました。男性は電話で「今年7月頃、医療費の還付金を申請する書類を郵送したがまだ手続きをしていないようだ」、「ATMで還付の手続きができる。電話で指示を受けてください」などと言われ、男に携帯電話の番号を教えました。
その後、男性は携帯電話で男から指示を受けながら、市内の金融機関のATMに行き、現金45万700円を他人名義の口座に振り込みました。男性はATMの取引明細を見て詐欺にあったことに気付いたということです。
警察ではATMの操作でお金が戻ることはないとして、電話の相手が実在する金融機関などを名乗ったとしても、電話でお金の話が出たら詐欺を疑い、家族や警察に相談するよう呼びかけています。
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