2023年11月28日 11:09更新
高齢化率が40%を超える妙高市水上地区では、住民同士が助け合う地域づくりを目指して勉強会を重ねてきました。今月26日に最後の勉強会が開かれ、来年度から子どもからお年寄りまでが交流できるお茶のみ場を開設するなど、7つのアイデアの実現を目指すことになりました。
水上地区は人口がおよそ1200人、高齢化率が45%に迫るなか、地域のつながりを深める取り組みを進めようと、地元の中学生を含む地域の住民たちが今年3月から勉強会を3回、開いてきました。
この日は最後の勉強会が開かれ、140を超えるアイデアを7つに絞り込みました。
絞り込まれたアイデアには住民が参加するフリーマーケットの開催、子どもからお年寄りまでが集まり、趣味や勉強などを教え合う地域の茶の間を開設するなど、住民同士が交流する、または助け合うための取り組みが盛り込まれています。
この日は24人が参加し、アイデアを実現するために協力してくれる地元の人をどう増やすか話し合いました。
参加者
「裁縫を知りたがっている子どもがいる」
参加者
「趣味の世界を子どもから大人まで楽しめる場をここで作ってみては。eスポーツなど、小学生から高齢者に教える仕組みも面白いのでは?」
参加した中学生
「自分にできることを見つけて(今後)友達とイベントに参加したい」
参加者
「(勉強会は)コミュニケーションの場になってよかった。今後(イベントの実現)進めていけたら」
水上地区コミュニティ推進協議会 深石 政一会長
「(勉強会は)やってよかった。今後も誰でも明るく言い合える雰囲気にしていきたい」
水上地区では今後、水上地区コミュニティ推進協議会が中心となって7つのアイデアの実現を目指すことにしています。
妙高市役所地域共生課 岡田浩さん
「できるところから試しにやってみるなど機会を作ってもらえたら。(イベントの実現に向けて)市として支援していきたい」
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