2023年11月15日 14:07更新
小学1、2年生を対象にしたサッカーチーム「上越U.K.FC」が、先月上越市に誕生しました。チームでは、運動神経が急成長するといわれる「ゴールデンエイジ」を迎える小学5、6年生を迎えるのを前に、動きや判断の仕方などの基礎を教えることで、地元選手のレベルアップを目指します。
チームは上越高校サッカー部のコーチ、小嶋達也さんがサッカー部の藤川祐司監督やOBなどと協力して立ち上げました。上越高校サッカー部は今年「県高校サッカー1部リーグ」で初優勝するなど勢いに乗っています。
現在、チームでは体験会を行ない、メンバーを募集しています。体験会が行われた11日(土)は上越市内から11人が参加しました。
体験会では初めに、サッカーボールを蹴らずに両手で持ち、片手でボールをバウンドさせ、もう片方の手でボールを真上に投げて受け取る動作を行いました。それぞれの手で違う動きをすることで、状況を見ながら体を動かす力が身につくということです。
小嶋達也 代表
「高校生を指導している中で、小学生から方向転換をしたあとの切り替えしなどを1、2年生のうちからやったほうがいい。(運動能力が急成長する)ゴールデンエイジの5、6年生をいい状態で迎えるには1、2年生の練習が大事」
その中で、小嶋代表はゴールデンエイジを迎える前にどのような練習をしたらいいのか、そのひとつに「見て判断して実行する」ドリブルがあると言います。
参加した児童
「楽しかった。ドリブルをしたい」
参加した児童
「ドリブルの仕方やパスをどこで蹴ったら上手くできるか学びたい」
練習では失敗してもいいから挑戦することを大事にしています。
指導方針について 小嶋達也代表
「できる、できないじゃなくてやってみるのが大事。できない子がやらないで止まっている。失敗してもいいからってやってみよう働きかけている」
参加した児童は「うまくできることと、できないこともあった。改善したい」と体験会をふり返っていました。
小島代表は今後の目標について「郷土の英雄、上杉謙信のように全国で戦える選手の育成を目指す。なるべく早く近づけるようになりたい」と話しています。
体験会は毎週土曜日の午後5時から、上越高校の屋内練習場で行なっています。さらにチームは、来年1月から本格的に練習を始めます。
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