2023年11月10日 18:26更新
卓越した技能を持ち、その道の第一人者として厚生労働省が表彰する今年度の「現代の名工」に、上越市三和区あおき味噌の青木光達さんが選ばれました。
青木光達さんは上越市出身で現在63才です。三和区法花寺にあるあおき味噌の2代目社長です。あおき味噌は、全国味噌鑑評会で27回連続入賞し、そのうち7回は最高賞の農林水産大臣賞を受賞しています。
青木さんは全国の技術講習会の講師を務めるなど、後進の育成に努めていることなども評価され、今年度県内で唯一、現代の名工に選ばれました。
あおき味噌 青木光達 代表取締役
「今まで努力してきたことが評価されて名工になれたのは本当にうれしい。香り・味・色と全体のバランスに欠点なく、よくできていることが評価された」
1951年創業のあおき味噌では、毎年150~200トンほど、30種類の味噌を製造しています。味噌づくりは、コメや大豆の仕込み、麹づくり、発酵を含めて完成までに60日から90日ほどかかります。発酵中は気が抜けず、夜通し発酵具合を確認したこともあったということです。
あおき味噌 青木光達 代表取締役
「1番の趣味は仕事。(今後)新しい商品開発、特にこうじを使ったもの。発酵を全面に押し出した商品をつくっていきたい」
あおき味噌を代表する「あおき印」は、市内のスーパーで900グラム税抜き540円で販売されています。
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