2023年11月04日 13:11更新
古民家や町並みなどをテーマにした絵画と写真の全国コンテストで、上越市立直江津小学校6年生、伊藤息さんの描いた絵が小学生部門で最優秀賞に選ばれました。県内からの受賞は初めてという快挙です。
このコンテストは「古民家フォト甲子園」というもので、その小学生部門で直江津小学校6年生の伊藤息さんが最優秀賞を受賞しました。
作品名は「ぼくの過ごした幼稚園と田んぼのある風景」です。伊藤さんが通っていた幼稚園とまわりの棚田で稲刈りをする人たちの姿などが描かれています。絵を描くにあたって、伊藤さんは、兄弟にモデルを頼んで人物の動きを研究し、試し描きするなどして、完成までおよそ1か月かかりました。
小学生部門最優秀賞 伊藤息さん
「とてもうれしい。努力したので満足している。同じ色だと雰囲気が出ないのでたくさん自分で色を作り描いた」
コンテストは、日本の伝統ある建物に目を向けてもらおうと開かれました。今回は、全国から小学生部門に73点、中高生部門に206点の応募がありました
1日(水)はコンテストの関係者が直江津小学校を訪れ、伊藤さんに賞状を手渡しました。
関係者によりますと、伊藤さんの作品は古民家を利用した園舎ということが分かりやすく描かれていて、地域の人の雰囲気がいきいきと表現されていることなどが評価されたということです。
小学生部門最優秀賞 伊藤息さん
「『古民家』というキーワードが心に響いて応募した。『はさ木』という刈った米を干す文化が上越特有なので見てほしい」
このコンテストで、県内からの最優秀賞は初めてとなります。伊藤さんの作品は、このあと学校に飾られる予定です。
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