2023年09月05日 18:01更新
雪国のお宿はネオクラシック!
外国人旅行者にアピールしようと、町家や和風建築をベースにした2つの宿泊施設が5日(火)に高田地区にオープンしました。
高田地区にオープンした宿泊施設は「多賀(たが)」と「楽酔亭(らくすいてい)」です。そのうち「多賀」は、仲町3丁目にかつてあった芸者置屋をリノベーションしたものです。
町家ならではの高い天井や太い梁、高窓が生かされています。
宿泊フロアは主に2階で、1棟貸しになります。部屋は、キッチン付きのリビングのほか、寝室が2つあり6人が宿泊できます。浴槽はヒノキ風呂です。
一方、楽酔亭は西城町4丁目にオープンしました。もともと、武蔵野酒造の敷地内にあった客人をもてなす施設をリノベーションしました。
楽酔亭の名は、応用微生物学の世界的権威、坂口謹一郎博士が名づけたものです。宿泊は一棟貸しで、土日をメインに8人まで利用できます。
料金は素泊まりのみで1泊4万4000円からです。
見学者
「『多賀』は町家に住んでいたから懐かしい。『楽酔亭』は子どもの頃の家を思い出す。ここから去った幼なじみや同級生が帰ってきて泊まってくれたらいい」
2つの施設のリノベーションには、観光庁からおよそ3600万円の補助を受けました。
大島自動車販売 庄山武志 代表取締役社長
「(地域)元気になることを考えた。観光事業があると考えている。『多賀』は観光客に泊まってもらう想定。『楽酔亭』はお酒が好きな人をターゲットに考えている。食事は外食で回遊してもらえれば」
宿泊の予約はブッキング・ドットコムなど、ネットサイトからできます。
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