2023年08月31日 14:11更新
今月6日、広島市で開かれた平和記念式典に出席した妙高市の中学生9人が30日(水)、妙高市役所で報告会を開きました。
新井中学校3年生 徳永夏萌さん
「平和記念式典では、広島市民の心から核兵器廃絶を訴える思いが伝わった。私たちは何をしなければならないのか考えさせられた」
広島市で開かれた平和記念式典に出席したのは、妙高市立新井中学校、妙高高原中学校、妙高中学校に通う、1年生から3年生の合わせて9人です。一行は式典への出席だけでなく平和祈念資料館を見学したり、被爆者2世の講話を聞きました。
30日は城戸市長、塚田教育長、保護者などを前に、広島で感じたことや学んだことを発表しました。
妙高中学校3年生 飯塚遥香さん
「核兵器の怖さ、戦争の怖さを知ることができた。ウクライナの戦争がまだ続いているなか、いつ何が起こるか分からないので、とても戦争の恐怖を感じた」
新井中学校3年生 徳永夏萌さん
「人間の原形をとどめていない、たくさんの被爆者の絵や写真、信じられないと思うような光景がたくさんあった。私たち1人ひとりが世界の一員であり世界を平和にできる可能性を秘めている」
9人は平和に関する図書や資料などを事前に学習してから式典に臨みました。
新井中学校3年 伴野楓華さん
「小学校で漫画『はだしのゲン』を読んだ。以来ずっと勉強をしていて広島に行きたいと思っていた。小学生など、まだ戦争の怖さを知らない子どもたちに興味を持ってもらいたい。優しく伝えたい」
9人は今後、それぞれの中学校で広島で学んだことを発表することになっています。
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