2017年10月02日 16:55更新
上越市立高士小学校の児童が2日、自分たちで育てたブドウを朝市で販売し、「いらっしゃいませ」と市に元気な声を響かせた。
2日上越市大町 二・七の市
ブドウを販売したのは高士小学校の3年生。上越市大町で行われる二・七の市で、自分たちが育てた48㎏のブドウを60袋に分けて販売した。児童の保護者や、親族以外にも買い物客が訪れ、ブドウは15分ほどで完売した。
高士小学校では毎年3年生が地元の偉人について学び、食べ物の大切さを実感してもらおうとブドウを栽培している。児童が育てた品種は、高士小学校区内にある岩の原葡萄園の創立者、川上善兵衛が作った「マスカット・ベーリーA」。
今年4月から毎週2回程度観察を含め、良いぶどうを育てるために、余分な芽を取り除く作業や、良い実だけを残す、摘房(てきぼう)などを行い、大切に育ててきた。
児童は「完売してうれしい。ブドウは甘くておいしい。作るのは大変だったけど、おいしく食べてもらえると嬉しくなる」と完売を喜んだ。
児童はこのあと自分たちが作ったブドウで料理を作る他、今後マスカット・ベーリーAを生んだ川上善兵衛の生涯についても学んでいくということ。ブドウは21日に行われる高士小の文化祭でも販売される予定。
※2017年10月2日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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