2023年08月21日 17:51更新
夏のアート・イベント「なおえつうみまちアート2023」が、直江津の海岸や町全体を会場に始まりました。
「なおえつうみまちアート」は、直江津地区のにぎわいづくりをめざして、海岸や町全体を会場にして3年前に始まりました。
会場のうち、船見公園の砂浜には、上越産のスギを使った日時計「水平線の記憶」という作品が展示されています。まわりにはスギ材のベンチがあり、波の音をききながら、時間の流れを感じることができます。
この茶碗は、ワークショップに参加した小学生が作っている作品です。参加者は上越教育大学の講師などに教わりながら、あらかじめ用意された白い器にクジラやチンアナゴなどの模様をつけていました。
上越教育大学 講師 兪期天さん
「乾燥で水分が飛んで小さくなる。高い温度で焼くと、さらに小さくなる。ちょうど皆さんが使いやすい器の大きさになる」
小学生
「海の中にいる魚をイメージした。クジラが泳いでいるのが特徴。模様付けが楽しかった」
作品は、このあと大学で焼き上げられ、今月下旬から屋台会館に展示されたり、来月には茶会で使われることになっています。
「なおえつ うみまちアート」は、直江津駅や直江津商店街をはじめ、エルマール、ライオン像のある館などを会場に、来月10日まで開かれています。
なおえつ うみまちアート 重原稔 実行委員長
「今年も地域の皆さんの協力を得て、このイベントを繋いでいる。アートという道具を使い、まちを巡ってもらうことで直江津のまちの底力を感じてほしい」
イベントでは、作品をみながら町を歩くスタンプラリーも行われています。スタンプを集めると商店街で使える500円分の商品券がおよそ700人にプレゼントされます。
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