2017年09月27日 14:10更新
上越市の小・中学生が夏休み中の自由研究や年間を通して取り組んだ科学研究の発表会が、27日から3日間の日程ではじまった。
この発表会は、理科への関心を高め課題を解決する力を養ってもらおうと、上越市教育委員会が毎年この時期にひらいている。今年は、各小中学校で選ばれた児童・生徒合わせて289人が、194のテーマについて発表する。内容は、昆虫の食べ物の種類や環境の変化による植物の成長の違いなど身近なものから、音波の伝わり方や金属の熱伝導など踏み込んだものまで様々。このうち高田西小学校5年の内田心桜さんは、食虫植物が虫以外のものも食べるのかハエトリグサを使って2週間にわたって観察、実験した成果を発表した。
その結果、虫以外にもパンやかつお節ミニトマトを食べ、一方でご飯は食べないことが分かったという。発表の後内田さんは、「みんなに聞いてもらう気持ちで発表した。今後は、食虫植物が自然界で果たしている役割を調べてみたい」と話していた。
発表会は、28日と29日にもユートピアくびき希望館で開かれ、だれでも自由に聞くことができる。
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