2023年07月12日 13:47更新
買い物をとおしてルールやマナーを学ぼうと、新潟県立高田特別支援学校の児童と生徒が、校内にやってきた移動販売車で買い物を体験しました。
買い物体験をしたのは、高田特別支援学校寄宿舎の小学5年生から高校3年生までの児童、生徒あせて30人です。生徒の半数は一人で買い物をするのが今回初めてで、体験を通じて実社会でのルールやマナーを学びます。
この日は、校内にクレープの移動販売車を呼んで、生徒が事前に注文していたクレープを一人ずつ購入しました。生徒は順番を守って並び、自分の番になると店員に伝わるようにメニューを書いた用紙を見せ、商品を受け取とっていました。
学校では、年に1、2回地元のスーパーに出かけ買い物を体験する学習を行っていますが、乗り物が苦手だったり、緊張や不安などから去年参加できたのは一部の児童生徒のみでした。ことしは全員に参加してもらおうと学校にキッチンカーを呼んでの体験となりました。
購入したあと、生徒は食堂でクレープを食べました。
生徒
「(買い物)初めて 慣れてないから不安だったが(意思が届いて)うれしかった」
高田特別支援学校 寄宿舎指導員 漆間知帆さん
「お金を払った時に「お願いします」頂いた時に「ありがとうございます」などお礼が言えることは いい経験。(この経験を学びとして)社会に旅立ってほしい」
高田特別支援学校 寄宿舎では、ことしの秋、校内に無印良品の移動販売車を呼んで買い物をする予定です。
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