2023年07月07日 15:29更新
土木や建設の仕事に興味を持ってもらおうと、中学生を対象にした出前授業が5日(水)に上越市立安塚中学校で開かれました。
出前授業は、上越地域振興局が人手不足に悩む土木建設業の大切さを知ってもらおうと、毎年開いています。この日は安塚中学校の全校生徒20人あまりが参加しました。生徒は測量や設計の仕事を紹介するビデオを観た後、レンガでアーチ型の橋を作りました。
橋は長さ1.5mのアーチ状の木枠の上にレンガを並べたあと、砂で隙間を埋めて作ります。
レンガを並べたあと、支えていた木枠を引き抜くと橋の完成です。釘もコンクリートも使わない橋を、生徒は恐る恐る渡りました。
大丈夫だとわかると、ジャンプをしたり4人で乗ったりして橋の強度を確かめていました。
「すごく丈夫、びっくりした」、「出来栄えは100点満点。4人乗っても大丈夫」と満足そうに話していました。
この日は、測量で使われているドローンも披露され、生徒は、土木建設の最新技術に目をみはっていました。
生徒
「土木は大変そうだと思ったが、ドローンで計測するところを見て面白そうと思った。話を聞いて興味を持った。ネットで検索してみる」
「将来の夢は決まっていないが土木関係の仕事は地域のためになる。将来関われたらいいな」
主催した上越地域振興局の渡邉和彦さんは「土木は必要な仕事。地域を支える大切な仕事。PRを通して認識を広めていきたい」としています。
出前授業は、今年度大島中学校や板倉中学校でも開かれる予定です。
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