2023年05月25日 13:56更新
児童に安全で正しい自転車の乗り方を身に着けてもらおうと、上越市立下黒川小学校で24日(水)、自転車安全教室が開かれました。
自転車安全教室は上越市が新年度に希望のあった小中学校で4月から5月にかけて開いています。下黒川小学校では3年生以上の児童41人が参加し、市の職員や地域の支援員、保護者などから正しい自転車の乗り方を教わりました。
児童は初めに、自転車に乗る前にタイヤに空気が入っているか、ベルはすぐに鳴らせる位置についているかなど、点検方法を教わりました。続いて、実際に自転車に乗って体育館を走行しました。自転車は車と同じ左側通行です。乗り降りの際は、車との衝突を避けるため左側から行うことや、踏切では一旦停止し、左右の安全を必ず確認することなどを教わっていました。
今年度から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務になりました。この日、教室にヘルメットを持参した児童はおよそ半数でした。
児童
「物陰の所など、体を前に倒して左右を見る。後ろを見て車が来ていないか確認するのを意識して、自転車に乗りたい」
「もしバランスを崩して頭から落ちたら、命を落とすかもしれない。ヘルメットは防具」
上越警察署によりますと、去年1年間に管内で発生した自転車がらみの交通事故は20件で、おととしに比べて11件減っています。
上越市 市民安全課 古瀬百合子さん
「後ろの確認や止まることには意味がある。雨の日には特に気をつけて、楽しく乗ってほしい」
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