2023年05月17日 17:34更新
上越市立直江津中学校で伝統のがんばり行軍が17日(水)に行われ、全校生徒が仲間と励まし合いながら久比岐自転車道で最長42キロを歩きゴールを目指しました。
がんばり行軍は、苦しいことも最後までやり抜く力を身につけてもらおうと、昭和22年に始まった伝統行事で今年で77回目です。
コースは久比岐自転車道を中心に海沿いを歩く42キロと32キロのふたつあります。今年は郷津海岸から糸魚川市筒石までを往復する42キロコースに30人、名立で折り返す32キロコースには289人がエントリーしました。
スタートは午前8時過ぎ。気温がぐんぐん上がり、30度近くになるなか、生徒は励まし合いながら懸命にゴールを目指しました。
コースの途中では保護者や家族などが応援の声をかけます。
がんばり行軍は歩きが基本ですが、なかには目標をもって走り、ゴールを目指す生徒もいます。
42キロコースで最初にゴールしたのは、2年生の丸山冬悟さんでした。タイムは3時間25分です。
42キロ 1位 丸山冬悟さん(2年)
「止まることなく走ることが出来て良かった。(足)がずっとつっているような感覚。応援があったから頑張れた。感謝しています。40キロを走ることはなかなかないので、良い経験になった」
32キロ 3年生の1位 木南太一さん(3年)
「去年より暑くてきつかった。家族も応援してくれて、仲間もすれ違うときに『頑張って』と言ってくれて力になってうれしかった。ありがとうございます」
32キロ 総合1位 藤本琉希さん(2年)
「最後の3キロで足が限界にきていた。『一番になれるように』という気持ちで走っていた」
最終的にゴールを閉じた、午後3時半までに完歩したのは参加者の8割以上、270人でした。
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