2023年05月10日 17:07更新
上越教育大学附属小学校の児童が10日(水)、正善寺地区でタケノコを採ったりテントを張ったりしてアウトドアライフを堪能しました。
タケノコを採っているのは4年1組の児童34人です。ここは上越市下正善寺にある竹林です。 附属小学校の4年生は、先月から地域の人たちに協力してもらって、さまざまな野外活動に取り組んでいます。
今回は4回目。タケノコ採りのほか、集落近くの林でテントを手づくりしました。以前の活動で切り出しておいた木を組み合わせ、そこに麻の布や枝葉をかぶせていきます。
こうした活動を通して、児童は自然の良さだけでなくその大変さも感じていました。
児童からは「タケノコたくさん生えたら困るけど食べられるから良い」といった声や「ここでは鳥の声が聞けるが、畑にイノシシ防止の柵がある。家に突っ込んできたら大けがしてしまう」といった声も聞かれました。
附属小 金子善則 教諭
「作物をイノシシが食べる。増えすぎた竹林も集落では無くしたい。活動を通じて、児童は自然ならではの課題も気づいてくる。恵みと課題に気づき自然との向き合い方を見つめてほしい」
今後は、手作りテントを完成させてデイキャンプを楽しんだり、切り出した木でシーソーやブランコなどを作ることにしています。
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