2023年05月01日 15:56更新
妙高市白山町の土木工事業者、株式会社若嶋組が自己破産を申請する予定であることが分りました。負債はおよそ3億5000万円と見られています。
帝国データバンクによりますと、若嶋組は1914年、大正3年に創業しました。旧新井市での土木工事を主力とし、2003年3月期には年売上高およそ6億7600万円を計上していました。
しかし、公共事業の減少により減収が続き、2010年3月期の年売上高はおよそ1億5100万円まで減少しました。近年は受注の回復により2022年3月期の年売上高はおよそ4億8700万円を計上していましたが、2023年3月期は受注が減少し、年売上高は2億円に達しなかったと見られています。損益面でも収益力は低調で、財務体質は借入依存が高まっていました。
このため先行きの見通しが立たず、事業継続を断念し今回の措置となりました。負債は債権者およそ30人対して3億5000万円ほどとなっています。
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