2023年04月20日 18:13更新
妙高市関山に本店がある総合衣料小売業者の有限会社「シロキヤ」が、4月5日で事業を停止しました。負債はおよそ2億円とみられています。
帝国データバンクによりますと、シロキヤは1955年、昭和30年に創業。婦人服を中心に日用品雑貨などを扱う総合衣料小売業者でした。関山の本店のほかに、1996年に上越店(高土町1)、2003年に柿崎店を出店しました。低価格な品揃えで、地元での知名度は浸透し、固定客もいて2004年8月期の年売上高はおよそ4億1000万円を計上していました。
しかし、近年は大手量販店との競合激化や商圏内の人口減少による影響で、2007年に柿崎店を閉店。事業規模を縮小し、2022年8月期の年間売上高はおよそ1億5000万円に減少していました。
今期に入っても業況は厳しく、先行きの見通しが立たないなか、代表の後継者もいなく、今回の事態になったということです。
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