2023年04月21日 16:51更新
上越市の春日山神社に新しい上杉謙信公の銅像が設置されました。
これまで親しまれてきた石垣の上に立つ銅像の3分の1ほどの大きさで、横に並んで写真を撮ることができます。
設置された場所は春日山神社の境内、狛犬のとなりです。高さはおよそ1メートル、台座は1メートル50センチです。
神社に訪れていた地元の人は「急に現れてびっくりした。天気が良くて像が輝いて、すごく立派に見える」と話していました。
銅像の作者は、石垣の上に立つ大きな謙信公像とおなじ、彫刻家 故・滝川毘堂です。
昭和44年に大きな像より一足早くつくられました。これまでは、ふもとにある春日山旅館に置かれていましたが、旅館が去年閉館したことで今月15日に神社に寄贈されました。
春日山神社では、これまでに観光客などから「謙信公像と記念写真が上手く撮れない」という声が少なからずあったということで、贈られた銅像を写真を撮りやすい境内に設置しました。
20日(木)はさっそく写真を撮る人の姿がありました。
写真撮影をしていた人
「凛々しく、義の武将、謙信公の心が伝わってくる。大きな像は近寄りがたいが、これは寄って拝める。謙信公をより身近に感じられるので良い」
春日山を拠点に活動する、越後上越上杉おもてなし武将隊の上杉謙信公は「私の像が市内に増えている。大きな像の横に立つことはできないが、これからは春日山神社を背景に写真を撮ることができる。新しい像を目的に神社を訪ねてくれる人が増えれば」と期待していました。
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