2023年03月16日 04:00更新
花咲く春を前に、上越市立水族博物館うみがたりで「水中の花束~ハナのつく魚たち」と題した展示がはじまりました。
これは、ウツボ科の「ハナヒゲウツボ」。上唇にある鼻孔が、花びらのように開きます。まだ幼魚で、体長は30センチほどです。
成長すると体は鮮やかな青、口のあたりは黄色に変わります。
うみがたり 柴田凪沙さん
「ふだんは水槽でじっとしているが餌をあげるとクンクンと匂いをかいで寄ってくる姿が愛らしい」
「ハナのつく魚たち」と題して展示されているのは3種類です。
うみがたり 柴田さん
「3月は出会いと別れの季節で花束を贈る機会が多いと思う。花束に彩りを添えられるような魚を展示している。名前だけでなく体色も色鮮やかな魚」
これは「ハナビラクマノミ」。背中に白い線が入っています。
そして「インドキンギョハナダイ」。大きさは7センチで、オスは赤、メスは、だいだい色をしています。
群れの中で体の大きな個体がメスからオスになり、リーダー的存在になるということです。
今回、水槽の隣には来館者からのメッセージコーナーが設けられました。花びら型のカードに、家族や友人などに宛てた感謝の言葉をつづってもらい、それを花束の形にまとめて張り出すということです。
柴田さん
「ふだん恥ずかしくて言えない感謝の言葉や気持ちを紙に書き、参加してほしい」
「水中の花束~ハナのつく魚たち」の展示は、今月26日まで開かれています。
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