2023年03月13日 15:50更新
高校生が小林古径記念美術館の学芸員として美術展を企画するプロジェクトが終了し、11日(土)にこれまでの体験の成果を発表しました。
このプロジェクトは高校生に学芸員の仕事を体験することで、美術に親しんでもらおうと小林古径記念美術館が企画しました。
市内の高校生など10人が参加して、去年夏から「かわいい美術」と題した展覧会の準備に取組、今年1月に開催しました。会場では、高校生が自分の感覚で選んだ美術作品を展示し、どこがカワイイかなどの見どころを紹介しました。
この日はプロジェクトの最終回。参加者がこれまでの体験を振り返りながら、美術やアートについて話し合いました。
参加者「アートは作家の持っているものが影響して見ろ人によって解釈が変わる。アートは心にあると思う」
参加者
「どうやったら作品が見やすくなるか知れてよかった。製作側になりたいので製作の糧にしたい」
市川高子学芸員
「準備で作品を見せたときに長い時間をかけて向き合っていたことが印象に残っている。作品と触れて感じたことがポップや解説文に生きた。物の表現や作品から何かを感じることを人生の中で続けてほしい」
高校生キュレータープロジェクトは、このあと7月頃に開催される予定です。詳しくは小林古径記念美術館にお問い合わせください。
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