2023年02月21日 11:45更新

この春、直江津から小木航路で３年ぶりのカーフェリー「こがね丸」が就航することにあわせて、佐渡の物産品の販売や魅力を紹介するイベントが18日・19日の2日間、直江津ショッピングセンターエルマールで行われました。

このイベントは、今年４月に直江津-小木航路でカーフェリー「こがね丸」が就航することにあわせ、佐渡への関心を高めてもらおうと、開かれました。

直江津ショッピングセンターの１階では、佐渡の特産品や地酒など80点を超える商品が販売されました。なかには、トキとの共存をめざし、自然にやさしい環境のもとで作られたコメもありました。

イベントに訪れた買い物客
「佐渡の海産物とかおいしいからそれを目当てにきたけどなくて、でも佐渡が好きなのでこういうイベントで佐渡を感じられたらと。カーフェリーが春に就航したらそれに乗っていけたらいいなって思う」

このほか、世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」など、観光スポットの紹介や佐渡金銀山の歴史を学べるすごろくの展示や、金の延べ棒つかみ取り体験などが行われました。

金の延べ棒つかみ取り体験は直径10センチほどの穴に手を入れて、金塊に見立てた重さは６キロの延べ棒を30秒以内に取り出すというものです。体験者は「重かった」と話しました。

イベントを主催した上越地域振興局 長沼潔さんは
「ぜひ直江津から小木航路を使っていただいて佐渡の伝統や芸能文化、いろんなアクティビティもを楽しんで欲しい」

また、2階にある無印良品では、佐渡市から10ブースが出店。佐渡乳業のチーズをはじめ、佐渡産の食材などで作ったスパイスやチョコレートなどが販売されました。

無印良品・販売促進担当の五十嵐めぐみさんは「フェリーが就航したタイミングで移動販売バスを持っているので、上越の物産品を積んで佐渡に上陸させたい。空になったバスに佐渡の物産品を積んで上越に戻って販売みたいなことをしたい」と就航に合わせた企画を計画していることを明らかにしました。

直江津-小木航路のカーフェリー、「こがね丸」の就航は4月29日の予定です。