2023年02月13日 13:36更新
上越市出身で日本画の巨匠、小林古径の生誕140年を祝うキャンドルナイトが、小林古径記念美術館で行われ、雪灯ろう300個が幻想的な風景を醸し出しました。
小林古径の誕生日は2月11日です。このイベントは、古径生誕140年を祝い、雪灯ろうの淡い明かりで日本画のような眺めを楽しんでもらおうと開かれました。
雪灯ろうは全部で300個。親子連れや関根学園高校の野球部員、「デイサービスよいさ」の利用者など、およそ30人が午前中に作りました。
午後4時、記念美術館や古径邸のまわりに並べた灯ろうが点灯されました。訪れた人は、柔らかな光が織りなす幻想的な風景をながめたり写真を撮っていました。
来場者
「雪の回廊があるとは知らなかった。『すごくキレイ!』と感嘆の声を上げた。きょう、ここに来られて地元に住んでいて良かった」
このほか、かまくらや、竹灯ろう50個も会場を彩りました。
中学生
「(かまくら)初めて本物を見て驚いた。思ったよりきれいだった。(古径は)それほど分からないが、学校の社会科で出てきたので分かる」
美術館によりますと、この日の来場者は800人以上、70席用意したお茶席も急きょ100席に増やしたということです。また来場者には、古径の絵がワンポイントになっている生誕140年記念のボールペンが贈られました。
古径生誕イベントは、来年以降も開催する予定です。
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