2023年02月01日 14:15更新
現在、国は2025年を目途に全国40か所以上で自動運転移動サービスの導入を目指しています。佐渡市でも導入に向けた市民の理解や課題の整理のためワークショップが行われました。
この自動運転移動サービスとは地図データなどをもとにGPSを使って車を自動で運転するもので、このサービスを交通が不便な地域に導入することで人材不足や高齢者の事故など交通課題の解決につながるとして、佐渡市では相川地区と小木地区への導入に向け動いています。
今年度は国土交通省の採択を受け高速バスなどの運営を行うWILLER株式会社に委託し、導入に向けた実証調査を行っています。
調査では、実証候補地で自動運転地図データの収集や次年度の実証運転に向け地域住民や観光事業者などを集め意見を募るワークショップを開催。
1月20日の小木地区開催された2回目のワークショップでは、はじめに1回目のワークショップで出た地域交通の課題や今後のニーズについて振り返りました。
課題として路線バスはあるが本数が少ないことや通院、両津港や部活などへの送迎が不便であることが挙げられました。
2回目のワークショップでは自動運転の仕組みや実際の導入に向けた期待や課題をそれぞれ話し合います。
自動運転導入への期待感として、24時間利用できることで飲み会の帰りなどの遅い時間でも利用できる点や、高齢者や中高生の移動手段に有効的という意見のほか、自動運転の普及でマイカーの利用が減り、車内でリモートワークやワーケーションなどが行え、移動時間を有効に活用できるのではないかといった意見が挙がりました。
一方で不安点として、雪道や田舎道、そして事故や乗り合いでのトラブル発生時はどう対応するのかといった意見のほか、料金によってはサービスを継続できない可能性があることや、スマートフォンを使った予約だと高齢者が利用できないのではないかなど、現実的な課題が多く挙がっていました。
参加した市民
「自動運転への不安はありましたが、このワークショップに参加し映像や資料を見て技術が進んているなと感じました。佐渡では高齢者が増えているので、安心安全な移動手段などとして活用できればすごくいいなと思います」
実証調査ではワークショップで出た意見や課題を参考にするほか、参加者による県外での試乗体験を計画し次年度以降の実証計画や自動運転の実装に向けて動いていく予定です。
WILLER株式会社 此本貴俊さん
「こうしたワークショップを相川と小木で2回開催しました。地域交通について考える機会がなかった、自動運転についてはまだ先の技術だという認識があったようですが、こうしたワークショップを通して考えるきっかけになったようです。参加者からは総じてポジティブな考えが多かったと思います」
佐渡テレビジョン
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