2023年01月20日 12:16更新
上越労働基準監督署は20日(金)、労働安全衛生法違反の疑いで上越市三和区にある有限会社南波工務店と、大潟区にある西田建設株式会社の2人を新潟地方検察庁高田支部に書類送検しました。
上越労働基準監督署によりますと、去年10月26日、西田建設が元請けとして施工する大潟区潟町の木造建築工事現場で、南波工務店の労働者に2階の柱、梁の組み立て作業を行わさせる際、作業床の端に覆いを設けるなど、墜落防止措置を講じなかったということです。同現場では、作業していた1人が墜落し、背骨骨折などの重傷を負う災害が発生しました。
労働安全衛生法では、労働者に高さ2メートル以上の作業床の端で作業を行わせる場合、墜落防止のため覆いを設けることなどが定められています。
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