2022年12月29日 09:08更新
妙高市の農場で働きながら地域の魅力や暮らしを体験する「ふるさとワーキングホリデー」に、東京都から20代の女性が28日(水)までの2週間取り組みました。都会人の目には妙高市がどう見えたのでしょうか?
妙高市の農業法人、米ファーム斐太で農作業に取り組んでいるのは東京に住む西薗玲奈さん24歳です。西薗さんは福岡県出身、東京都で会社員として働いたり、海外留学したあと、妙高市の「ふるさとワーキングホリデー」に申込みました。
西薗さん
「地方での暮らしを経験したい。農業にも触れてみたい」
米ファーム斐太を勤務場所に選んだのは、西薗さん自身がネットで情報を集めて決めたということで、28日までの2週間フルタイムで働きました。
米ファーム斐太 阿部剛 代表取締役
「(農業)外の付き合い少ない。都会から入ることで活性化につながる」
西薗さんの仕事は今がピークのアスパラ菜の収穫です。先輩社員に教わりながら出荷作業まで取り組みました。
「ふるさとワーキングホリデー」では、働きながら地域の魅力や暮らしを体験します。西薗さんは、宿泊先に選んだ山間地の民宿で昔ながらの暮らしを体験し驚いたといいます。
西薗さん
「かまどでお米を炊いたり、(大豆から)きな粉も作った。都会では経験できない体験でとても楽しかった」
「ふるさとワーキングホリデー」は国が勧める事業ですが、妙高市で受け入れるのは今年10月、米ファーム斐太が初めてです。今回は2回目。米ファーム斐太では今後も受け入れたい考えです。
米ファーム斐太 阿部剛 代表取締役
「(これをきっかけに)妙高市に定住してもらったり、地元に戻ってPRしてもらうなど相乗効果を図っていければ」
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