2022年12月06日 16:52更新
日本一の味噌を決める鑑評会が11月に東京で開かれ、上越市三和区のあおき味噌の製品が最高賞の農林水産大臣賞に輝きました。あおき味噌の受賞は2回連続で、全国規模のメーカーと肩を並べての快挙です。
あおき味噌の青木社長は「うれしかった。特に2回連続は大変なので、とってもうれしい」と喜んでいました。農林大臣賞に輝いたのは「特別吟醸造り 深雪みそ」です。
原料は、北海道産の大豆と新潟県産の米麴、そして、天日塩です。製造では、滑らかさを出すため、大豆の皮をていねいに取り除き、通常の倍以上、7か月かけて発酵させました。
鑑評会は全国800社余りのみそ業者でつくる団体が年1回開いています。審査では「深雪みそ」の色、香り、滑らかさなどが評価され大手メーカーなど5社とともに最高賞を受賞しました。
青木社長自身も「色がきれい、においが高くて発酵が充分。みそ汁にすると味わい深くて良い香りがする」と満足のいく評価。
あおき味噌は、前回も同じ製品で農林水産大臣賞を受賞していてこれで2回連続となります。青木社長によりますと、毎年、品質がちがう大豆の具合を見極め仕込みを調整した結果、最高の味を引き出すことができたということです。
鑑評会ではあおき味噌のほかにも、上越市から丸久味噌と杉田味噌が入賞しています。
青木社長は「上越の味噌はとてもレベルが高い。味噌のほかにもいろいろな良い発酵食品がある。発酵のまち上越をどんどんもりあげみんなで頑張っていきたい」とさらなる飛躍を目指しています。
「特別吟醸造り深雪みそ」は、500グラム入りで税込み700円。三和区のあおき味噌で販売していますが、数に限りがあるため事前に電話をしてほしいということです。
あおき味噌
■住所:上越市三和区法花寺376
■問い合せ:電話 025-532-2072
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.