2022年12月03日 09:50更新
上越市寺町3丁目にイタリア料理店のシェフが手がけるクラフトビールの醸造所がオープンし、週末限定で販売をはじめました。
運営するのは、上越市下門前にあるイタリア料理店「トラットリア ラ・ペントラッチャ」でシェフを務める横井穂高さんです。
イタリアでも人気のクラフトビールを発酵のまち上越にも根付かせようと、半年かけて醸造の基本を学び、独学でクラフトビール造りをはじめました。
横井さん
「料理を作る感覚でビールも作ったら楽しいんじゃないかな。一から地のものを使って土地の良さを表現できるんじゃないか」
醸造所ではイタリア料理にあう3種類のクラフトビールを造っています。
柑橘系の香りでやさしいコクのある味わいが特徴
「グレープエール」
爽やかでフルーティーな香りとクリーミーなきめ細かい泡が特徴
「グラーノエール」
三和区の宮沢栗農園の焼栗を使用
芳醇で香ばしくほんのり甘い黒ビール「マローネ」
いずれも苦味成分を極力抑えた飲みやすい味わいが特徴
横井さん
「ビールが苦くて嫌いだという方もいると思いますが、そういう方でも飲んでもらえるビール、食事に合わせるビールということでご家庭にお持ちいただいて楽しんでいただければと」
店ではビールをフレッシュな状態で楽しんでもらおうと、瓶詰した状態ではなく専用のボトルで量り売りしています。購入方法は最初に1リットルまたは500ミリリットルの専用のボトルを購入し、注文したビールを1ミリリットル単位で好きな量だけ買うというシステムです。ボトルは洗って持参すれば繰り返し使えます。
横井さん
「スタートしたばかりなので今ある商品を磨き上げていく必要があります。栗のビールはこの時期限定。次は夏にも楽しめるものを開発できればと思っています」
今後はイタリア料理店トラットリア ラ・ペントラッチャでの提供も予定しているということです。
クラフトビール醸造所テラは毎週金、土、日曜日と祝日の正午から午後4時まで営業しています。
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