2022年10月05日 18:23更新
国産ブドウを100%使ったワインのコンクールで、岩の原葡萄園が製造した赤ワイン「ヘリテイジ2019」が金賞を受賞しました。
「日本ワインコンクール2022」で金賞を受賞したのは、岩の原葡萄園の赤ワイン「ヘリテイジ2019」です。
今年のコンクールには12の部門に706点の出品がありました。ヘリテイジ2019は「国内改良等品種赤部門」で、エントリーした116本の中から金賞に選ばれました。
岩の原葡萄園 神田和明 社長
「(弊社の)最高品種が栄えある日本ワインコンクールで評価されるのは社内のモチベーションが上がっている」
ヘリテイジ2019に使われたブドウは、マスカットベーリーA、ブラッククイーン、ベーリーアリカントAです。いずれも岩の原葡萄園の創業者で、日本ワインブドウの父といわれた川上善兵衛が生み出した品種です。
岩の原葡萄園によりますと、2019年は雨が少なくブドウのなりは小粒でしたが、病気はなく健全なブドウが出来たということです。ワインは色が濃く凝縮感があり、スパイシーさと樽による複雑な味わいが特徴です。
日本ワインコンクールはコロナ禍で今年が3年ぶりの開催となりました。今回、岩の原葡萄園は10品目を出品し、ヘリテイジを含めた7品目が受賞しました。
<銀賞>
マスカット・ベーリーA2020
<銅賞>
深雪花 赤
ブラック・クイーン2020
善 スパークリングロゼ
<奨励賞>
ローズ・シオター2021
レッド・ミルレンニューム2021甘口
岩の原葡萄園の技師長 上野翔さん
「ヘリテイジは上質な肉との相性が良い。すき焼きなどで楽しんでほしい」
岩の原葡萄園の「ヘリテイジ」ワインが金賞を受賞するのは2015年に出品した「ヘリテイジ2013」以来、7年ぶりということです。「ヘリテイジ2019」の価格は、1本税込み5500円です。
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