2022年09月09日 17:46更新

秋の高校野球 北信越地区新潟県大会が8日（木）から始まり、きょう9日（金）は上越勢が初戦を迎えました。そのうち関根学園は、十日町高校と長岡市悠久山球場で対戦しました。

関根学園 対十日町高校は、序盤は両者ともにヒットをつないで点を取る打撃戦となりました。1回裏、関根学園は1年生3番谷島のセンター前ヒットを皮切りに、2年の深澤、1年の大平、片桐のクリーンナップが連続ヒットを放ち、2点を先取します。

対する十日町は3回表、ランナー一塁のなか、1年生の三輪が右中間に抜ける2塁打を放ちチャンスを広げると、続く2年生の根津がライト裏に走者一掃の3塁打を放ち逆転に成功します。

1点リードされた関根学園はその裏、1年生山川が放ったフライの打球を十日町のライトが落球し、2塁に駒を進めると、続く谷島がセンター裏への2塁打で同点に。この後もヒットやスクイズで1点を挙げ、関根学園が逆転に成功します。

関根学園は5回から、先発の2年生 桑原に代わって1年生の池田がマウンドに。池田は6回から8回まで3者凡退に抑える好投で、十日町打線を封じ込め、最終的に5対4で関根学園が勝利しました。

関根学園の安川巧塁監督は試合後に「大会で1勝することの大変さを身に感じる。なんとかこの秋はという思いでやっている。2番手の池田投手は内野もできるピッチャーでバッティングは心配していない。（西武に入団した）滝沢２世のつもりで連れてきた。1点の積み重ねでとにかく打てるチームにもっとバット振らせて次戦に向けて準備したい」と話しています。

9日（金）に行われたそのほかの上越勢の試合結果です。佐藤が池球場で行われた柏崎高校 対 高田商業、新井高校、海洋高校の連合チームの試合は8対1で連合チームが敗れました。続いて行われた長岡商業 対 高田農業の試合は11対1、6回コールドで高田農業が敗れました。あす10日（土）は上越総合技術が長岡高専と。高田北城が三条商業と対戦します。