2022年08月27日 19:35更新
雪室で保存していた雪を使ったイベント、「山のうえ真夏の雪まつり」が3年ぶりに上越市安塚区のキューピットバレイスキー場で27日に開かれ、多くの家族連れで賑わいました。
このイベントは、夏の期間もキューピットバレイスキー場へ多くの人に足を運んでほしいと地元有志が開いたもので、コロナ過で3年ぶりの開催です。使われた雪は雪室で保存されていた約300トン。会場には高さ5メートルほどの雪山が設けられ、子どもたちが駆け登ったり、雪を手に取って楽しんでいました。
またイベントでは初めて雪合戦大会が行われ、地元安塚区と有田小学校区の子どもたちが対決し、安塚チームが勝利しました。
安塚チームの男子「夏の雪合戦は新鮮な感じ。夏でも雪を使えるのが楽しかった」
有田小チームの男子「この暑い時期に雪があってすごい。雪は冷たい。みんなで協力して攻めるのが楽しかった」
そして一番の人気だったのが高さ3メートルの雪のスライダーからチューブやボードで水の中に滑り降りる「真夏のスプラッシュ」です。
体験した男子「下から見ると短い距離だけど、滑ってみるとだいぶ長い距離で迫力満点。まさにスプラッシュでした」
吉川区から来た男性はボードでスプラッシュに挑戦。水浸しになったあとは会場に設けられた山のうえテントサウナで暖をとって夏の高原を満喫していました。
「エッジきれなくて残念だったが、夏のスノーボードは楽しかった。山の中のサウナは初めてだったが、特別な感じ、自然の感じがして楽しい。子どもよりイベントを楽しんでしまった」
この日の安塚区はくもりで最高気温は26.5℃と夏日止まりでしたが、訪れた人たちは雪や水に濡れながら涼を楽しんでいました。イベント実行委員長の北島稔一さんは「やっぱり安塚は雪が大事な場所だと思う。雪を使って何かできることがあれば使いたいと思うし、利用価値がある。スキー場は冬だけじゃなく夏も一生懸命頑張っている。夏も皆さんに来ていただいて色んなことやっていきたい」と話していました。
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