2022年07月29日 09:01更新
コロナ感染が急拡大するなか、県は、検査を受けた人があらかじめ個人情報を入力しておく「スタンバイパスポート」の利用を呼びかけています。これにより、検査で陽性が判明した場合に関係機関が素早く情報を共有し、聞き取りなどの負担を軽減することができます。
「スタンバイパスポート」は、コロナの検査を受けた後、結果が出る前に個人情報を入力するシステムです。アクセスするには、医療機関など検査場で配られるチラシや、県のホームページに掲載されているQRコードから入ります。
案内にしたがい、名前や住所、自覚症状や基礎疾患の有無などを入力することで、陽性が判明した場合に情報が保健所などの関係機関に共有されます。これにより、陽性判明後に電話で長時間の聞き取りをしていた負担が軽減され、重症化リスクが高い人などの入院先の調整や、医療措置が素早くできるようになります。
県によりますと、今年1月から運用を開始し、利用しているのは検査を受けた人のおよそ6割ということです。第7波による感染が拡大するなか、県は登録への協力を呼びかけています。
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