2022年07月27日 16:32更新
今年10月に行われる妙高市長選挙に立候補を表明している、元観光商工課長の城戸陽二さんが、27日(水)に記者会見を開き政策を発表しました。城戸さんは、これまでの市政を受け継ぎながら、持続可能な妙高市を目指したいと訴えました。
「地域・妙高を残したいという思いから『人口減少への挑戦』を掲げた。現在の市政運営を基本に、そこから発展させ、さらに新しい課題に取り組んでいきたい」
城戸陽二さんは、旧妙高高原町出身の55歳。1990年に旧妙高高原町役場に入庁し、合併後には妙高市で国体推進室長や観光商工課長を務めました。
城戸さんは27日の会見で、これまでの入村市政を受け継ぎながら「持続可能な妙高市」を目指したいと、6つの政策の柱を示しました。
具体的には、地熱発電や地場産の杉材を利用する研究の促進など、地域資源を生かしたまちづくり。また、市民の暮らしを支えるため、県立妙高病院の存続などをあげました。
城戸陽二さん
「いままでの行政経験を踏まえて、県立妙高病院はなんとしても存続させる。サービス付き高齢者住宅なども検討するべき」
そのうえで新しい政策として、子育て支援や市政への女性参画の促進に力を注ぎたいと訴えました。そのために「こども家庭センター」を新たに設置し、妊産婦から子育てまでを一元的に支援する考えです。さらに、市内の保育園と小中学校の給食費を無償化するとしています。
城戸陽二さん
「現在の妙高市の少子化問題、子どもの年間出生数は150人前後。いかにして子どもを産み育ててもらえるかが課題」
また、入村市長が進めてきた新図書館の建設計画には、確実に着手するとしています。新図書館をめぐっては、市長選に立候補を表明している市議の宮澤一照さんが、工事を延期して規模を見直すとしています。
妙高市長選挙は10月23日告示、30日に投開票されます。
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