2022年07月08日 12:00更新
佐渡市相川地区北川内の高千家畜市場で夏の牛市が2日に開催されました。
高千家畜市場では毎年春、夏、秋の3回牛市を行っています。今回は大型和牛繁殖支援施設CBSを含む26の生産者から114頭の子牛と3頭の成牛が出品され、セリにかけられました。
山形や福島、岐阜など島外から12業者、島内から4業者のあわせて16業者が訪れ、牛の体格や血統を見ながら次々とセリ落としていきました。
セリの結果、子牛全体の一頭あたりの平均価格は前回の市よりも12万1702円下がり59万8310円でした。1キロあたりの平均単価は前回の市よりも331円下がり2282円となりました。
価格の下落は、ウクライナ情勢による餌の価格の高騰で、全国的に牛の購入を控える傾向にあるためだということです。
JA佐渡畜産振興課 菊地敏課長
「全国的に子牛の値段が下がっているところが大きいところで、さらに離島というハンデもあることで価格が下がったのかなと思います」
なお、子牛の最高価格は去勢の87万100円でした。
JA佐渡では、今後も購買者に良いものを提供できるよう、引き続き子牛づくりに取り組んでいきたいとしています。次回の牛市は11月2日(水)に開かれる予定です。
佐渡テレビジョン
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