2022年07月02日 19:43更新
妙高市で初めてとなる地場産のブドウを使ったワイン「フロコン・ドゥ・ネージュ」が1日に発売されました。原料のブドウを栽培したのは、妙高市の農事組合法人 坂口げんき農場です。
これが、妙高市初のワイン「フロコン・ドゥ・ネージュ~雪のひとかけら」です。原料のブドウはマスカットベーリーAを中心に3種類が使われています。
栽培したのは坂口げんき農場です。コメ作りをすすめる一方、7年前から耕作放棄地を整備して、特産品づくりをめざしてブドウ栽培に取組んできました。
そして去年の秋、6年かけてようやく、ワイン作りに必要な収量を確保しました。ワインを仕込んだのは岩の原葡萄園です。農場にブドウ栽培を指導してきました。
1日は発売にあわせた発表会が開かれ、入村市長や地元の関係者がワインの味を確かめました。
坂口げんき農場 後藤正直 代表
「完成したワインはきょう初めて飲んだ。香り、味、自分が思っていた以上にいい」
事前にワインを試飲した、赤倉観光ホテルの副支配人で、日本ソムリエ協会認定ソムリエの佐久間涼さんによりますと、フレッシュな果実感と爽やかな酸味がすっきりとした味わいをもたらし、口当たりがいいということです。
ワインを試飲した杉ノ原実行委員会の鴨井茂人 委員長は「飲んだ瞬間に、ブドウの香りと甘みを感じる。最後に渋みがじわっとくる。本当に飲みやすい、飲みやすすぎて量が飲めるのですぐに酔ってしまう」と話していました。
入村市長は「深みがあって美味しい、これはヒットする」と話し、このワインは妙高市の宝の一つになると、太鼓判を押しました。
入村市長
「感無量、よくやってくれた。もう少し生産量が増えたら独自のワイナリーを作る予定。もう土地なども決めてある。それは、これだけやってくれた皆さんに対して私としての恩返し、責任がある」
坂口げんき農場 後藤正直 代表
「ものすごく感動している。いいワインだねと言ってもらえて嬉しい。いつワインになるんだろうと毎年思っていた。ようやくできて、今までやってきたことは無駄ではなかったと思えた」
「フロコン・ドゥ・ネージュ 妙高ワイン2021」は、限定1200本。価格は、税込み2750円です。1日から妙高市内の一部の酒店と道の駅あらいで販売されています。
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