2022年06月27日 17:25更新
上越産の小麦を使って新しいパンを開発しようと、サンドパンでお馴染みの小竹製菓が27日(月)に小麦を収穫しました。
小竹製菓は、上越産の小麦を使ったクッキーとパンの開発に3年前から取組んでいます。小麦の栽培は、柿崎区の農家に委託しています。
小竹製菓 小竹孝雄 社長
「製パン性を考えると、外国産も良い。毎年出来が違うが、それも含めて上越ならではの味」
27日は、小竹製菓の従業員のほか、地元の食品会社などでつくる「雪の下小麦会」のメンバー、そして、畑近くにある上越市立下黒川小学校の5、6年生も加わり小麦を収穫しました。
朝に雨が降ったため、昼前は手刈りした
児童
「(小麦収穫の)経験はなかったが、刈れて嬉しい。自分で刈った小麦のパンを食べてみたい」
町田醤油味噌醸造場 町田靖典 専務取締役
「小麦と大豆で醤油を作る。(秋に仕込んで)月日を経て発酵、熟成する。今後の変化が楽しみ」
小竹製菓のパン
小麦の品種は「ゆきちから」。寒さに強く、雪国に適しているということです。畑の広さは23アールあり、収量およそ500キロを見込み、パンに換算するとおよそ6万個になります。
小竹製菓 小竹孝雄 社長
「地域の魅力の一つになりたい、そういう会社・製品作りを目指している。土地ならではのパン作りにもっと突き進んでいきたい」
小竹製菓では今年11月に新麦フェアを開き、収穫した小麦で作ったパンを販売することにしています。
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