2022年06月25日 19:20更新
上越市立水族博物館うみがたりが、26日(日)に開館4周年を迎えます。現在、記念イベントとして、マゼランペンギンをより知ることができるスタンプラリーなどが行われています。
うみがたりで飼育されているマゼランペンギンは、120羽以上と日本一です。施設のシンボルとして、開館当初から人気があります。
現在うみがたりでは、開館4周年に合わせ、繁殖期真っ只中のペンギンをフィーチャーしたイベントを行っています。
館内に設置されているのは、ペンギンに関する豆知識を学ぶスタンプラリーです。4つのスタンプを集めると、記念ステッカーがもらえます。
また、ペンギンミュージアムの前には、巣穴に設置されたカメラの映像が写っています。親ペンギンが入り口に立つなどして中が見えないときでも、子育ての様子や、より近い距離でヒナの表情などを見ることができます。
来館者
「うみがたりといえばペンギン。ヒナが大きくてびっくりしたが、まだまだ親にくっついていてかわいいなと。子どもも食い入るように見ていた」
ペンギン飼育担当 横澤彰平さん
「いまは繁殖期後半。すくすくと大きくなったヒナを見ることができる。だんだんと巣の外にも興味が出てきて、周りを散歩したりする姿も」
一番早く生まれたヒナ
うみがたりでことし生まれたヒナは、16羽です。5月上旬に一番早く生まれたヒナは、羽の先端のふわふわとした綿羽が抜けて、泳ぎに特化した大人の羽に生え変わり始めています。
ペンギン飼育担当 横澤彰平さん
「羽が生えてくるとプールにも興味を持ち、プールデビューするヒナを見ることができる。これからは仲間入りするヒナたちを見届けてほしい」
うみがたりの来館者は、6月末でおよそ180万人になる見込みです。コロナ禍で一時県外客が激減したものの、徐々に賑わいが戻り、現在は市外や長野県などからも多くの家族連れが訪れています。
うみがたり 村上真衣さん
「大変なこともあったが、皆さんに支えられて4周年を迎えることができた。記念イベントは、ペンギンの動きや生態のかわいらしさ、命の素晴らしさが伝わる企画になっている。より魅力を知ってもらえれば」
なお、7月10日までの(土)(日)には、ペンギン飼育担当のスタッフが、ヒナの成長や子育てについて解説するイベントも行われます。時間は、午後1時からです。
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