2022年06月24日 17:16更新
上越市の大島、浦川原、安塚の3つの商工会が、来年4月「大浦安商工会」として合併することになり、調印式が24日に行われました。
調印式では中川市長の立会いの下、浦川原商工会の蓑和章会長、安塚商工会の高波信夫会長、大島商工会の丸田新一会長が合併協定書に署名しました。3つの商工会が合併に動いた背景には、県が打ち出した方針があります。会員100人に満たない商工会には、県から人件費などの補助が受けられなくなります。商工会の合併を巡っては、先だって牧と清里が来年4月に向けた調印を交わしていて、今回の大浦安は市内2例目となります。
4月1日現在、商工会の会員数は大島が58、浦川原が104、安塚が86事業所です。3つの商工会は去年5月に合併の検討委員会を立ち上げ、4回にわたって、業務の集約化などを話し合ってきました。
浦川原商工会の蓑和章会長は「各商工会で会員がどんどん減っている。合併で事務所が遠くなる不都合があるが、商工会が大きくなることで横に拡大したイベントができる」と話しています。合併は来年の4月1日、名称は「大浦安商工会」となります。新しい事務所は現在の浦川原商工会館に置いて、支所は設置しない方針です。
安塚商工会の高波信夫会長は「市町村合併後は地域のまつり関係、歩行天まつりなどをやってきたが、今後どのようにやるかも協議を重ねて検討中。今後も継続していきたいが、今まであったものは全て切るのではなく、今後も残せるものは残していきたい方向性を皆で共有している」と話しています。
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