2022年06月16日 16:31更新
ハクチョウの飛来地として知られる上越市保倉地区の上吉野池で、ハクチョウのエサになるマコモを増やそうと上越市立保倉小学校の4年生が16日(木)、別の池で自生しているマコモを採取しました。
上越市保倉地区にある上吉野池はハクチョウの飛来地として知られています。池の近くにある保倉小学校の4年生は、地域の環境や生き物について学ぶ中でハクチョウが好んで食べるイネ科のマコモを育てて植えれば池の居心地が良くなると考えました。
児童はその準備として上吉野池の南側にある五野井池で自生しているマコモを採取しました。市民団体「五野井みどり保全会」のメンバーに教わりながら泥に入りマコモを根ごと掘り起こしました。
児童は泥に足をとられながらも、12株のマコモを採取しました。学校で育てた後、秋には上吉野池で植えることにしています。
児童
「ハクチョウにエサをあげたいのでマコモに水をあげるのを忘れずに頑張りたい」
「ハクチョウが元気いっぱいに育つようにマコモも育てたい」
五野井みどり保全会の宮川久雄代表は「ハクチョウは昔から学校の近くの田んぼに降りて色々なエサをついばんだりしている。自分たちが汗水垂らして植えつけたマコモを食べてくれるんだという気持ちを持ってもらいたい」と話していました。
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