2022年06月04日 04:00更新

JCVの生活情報番組「すまいるone」。5月29日～6月4日の放送では、番組内コーナー「CHECK」で、モダンな空間が広がる長岡外史の邸宅「旧師団長官舎」をピックアップ。平日限定のランチも紹介しています。

※番組は上越妙高タウン情報のプレミアム会員でご視聴いただけます。

【旧師団長官舎】

上越市大町の閑静な住宅地にたたずむ洋風建築の「旧師団長官舎」です。

プロペラ髭の愛称で知られる長岡外史

明治43年に上越市に来越したテオドール･フォン･レルヒ少佐からスキーを学び、民間に広めた長岡外史の邸宅です。当時は高田城址公園付近にありましたが、30年ほど前に現在の場所に移築されました。

1階は洋風、2階は和風と和洋折衷のモダンなつくりで、平成6年には上越市の文化財に指定されました。

1年ほど前からはレストランエリスが営業をはじめ、地元食材をふんだんに使ったフランス料理のコースが提供されています。

Food+ドリンク　1100円（税込）
生ハムパニーニ（単品）　800円（税込）

また、平日限定でランチ営業もしており、気軽に食事を楽しむことができます。メニューは、生ハムと地元野菜がふんだんに使われたパニーニ、いぶりがっこを添えた秋田出身のシェフおすすめの稲庭うどんなどです。

秋田の稲庭うどん　800円（税込）

ドリンクとセットにするとお値段もお得になります。優雅な空間でランチが楽しめますね。

レストランエリスでは、オープン1周年を記念して館内のオリジナルマップを作成しました。スタッフが1年を通して見つけたスポットが掲載されています。

ここでスタッフおすすめの撮影スポットをいくつかご紹介します。

まずは、2階に上がる階段。段数が多くなっているので、ロングトレーンのウェディングドレスや着物での撮影にピッタリです。

光によって美しく映える月と星の彫り物が

そして、階段を上った先の漆喰の壁には…

階段を上りきれば、障子にうつる彫り物の影を見ることができます。知らないと見逃してしまいそうです。

旧師団長官舎は、終戦後、一時アメリカ兵が居住していたとされています。その痕跡が2階の和室にあります。それが床の間。のぞいてみると、英字の新聞の跡が…。

こちらは建物の改修工事中に見つかったとされています。ライトで照らしながらのぞき込むと、よく見えますよ。

何度訪れても新しい発見ができそうです。モダンな空間で食事を楽しんで、マップを片手に館内を巡ってみませんか。

野村 美香さん
「全国的にも珍しい、文化財の中でカフェを利用していただける建物になっております。ぜひ、上越市の皆様にもご利用いただければと思います。お待ちしています」

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