2022年05月19日 16:07更新
かつて上越市高田の基幹産業だったバテンレースが県の伝統工芸品に選ばれました。現在、ただひとつの製造所となっている東本町の吉田バテンレースでは「指定をきっかけにバテンレースが多くの人に知ってもらえたら」と話しています。
新潟県は県内で長年育まれた工芸品を多くの人に知ってもらい、職人や事業者などの意欲を高めようと今年から認定制度を始めました。1回目は上越市のバテンレースをはじめ「十日町友禅」や「小国和紙」など11点が指定されました。
バテンレースは明治時代ドイツから日本に伝わったもので、高田では女性の手仕事として広まり一時は8000人の職人がいました。名前は発祥地のバテンブルグにちなんでいます。
今回選ばれた事業者は、上越市東本町2丁目にある吉田バテンレースです。市内ではただひとつの製造所です。
吉田バテンレース 吉田 節子さん
「指定されたのは、皆さんのおかげ。地元の人をはじめ、地元以外の人にもバテンレースを知ってもらうきっかけになれば。」と話していました。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.