2022年05月07日 17:32更新
大型連休中の5日、佐渡市の小木港におよそ9か月ぶりに国内クルーズ船が寄港しました。
午前9時ごろ、小木港に入港したのはおよそ320人が乗船するクルーズ船「にっぽん丸」です。総トン数およそ2万2千トンです。
にっぽん丸は4月29日から今週末8日まで「ゴールデンウィーク日本一周クルーズ」として東京を出発し、和歌山、宮崎、山口を周り、前日に石川県金沢を出て、5日に小木港に到着しました。
入港に合わせ港では、地元商工会や佐渡を世界遺産にする会などが出迎えました。
また、春日鬼組による子ども鬼太鼓なども披露されました。
にっぽん丸を降りた乗客は、ツアーバスやレンタサイクルなどで佐渡金山のほか、宿根木やたらい船、トキの森公園などをめぐったり、思い思いに観光を楽しみました。
新型コロナウイルスの影響でクルーズ船の寄港は、おととしは0回、去年は1回のみとなっていて、今回の寄港は去年7月からおよそ9か月ぶりとなりました。
佐渡観光交流機構 祝雅之専務理事
「(クルーズ船の)滞在時間は短いのですが、いろんな方に佐渡を知ってもらい、港の活性化としては大変意義があると思います」
新潟県港湾振興課 高橋徹臣 課長
「佐渡金山が世界遺産登録を目指す中、県としてもクルーズ船の誘致などに取り組んでいきたい」
佐渡市では5月末の「にっぽん丸」を含め、今年はあと4回のクルーズ船の寄港が予定されています。
佐渡テレビジョン
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