2022年05月02日 17:16更新

通学などで自転車を利用する高校生に交通ルールを守ってもらおうと2日、上越警察署が高田駅前で街頭指導をおこないました。
 

街頭指導は朝７時過ぎから始まりました。上越警察署の署員4人が自転車で登校する高校生に、左側通行や一時停止を呼びかけました。さらに、自転車は車両のひとつであることを伝え、歩行者優先で自転車に乗るよう指導していました。

署員は、ルールを守らない生徒を見つけると、警告書＝イエローカードを手渡していました。

警察官
「左側を通るようにしてください！習っていると思うけど、車の仲間なので」

上越警察署管内では今年4月末現在、自転車がらみの物損事故が18件あり、そのうち学生や未成年が関係したものは7件でした。

警察官
「高校生の自転車利用マナー向上を求める地元の声があり指導を行った。自転車を利用する学生は右側通行が多く見受けられた」

新潟県では、今年10月から自転車を利用する人は、損害賠償責任保険の加入が義務となります。利用するのが未成年者の場合は、その保護者が加入しなければなりません。

警察は「歩行者に対する事故では、自転車の100％が法令違反です。今から保険に入って対応を」と呼び掛けています。