2022年04月17日 10:22更新
田植えシーズンを前に、発芽したイネの苗をハウスに並べる「苗出し」作業が上越市ではじまっています。
上越市四辻町にあるコメの卸売り業「大黒屋商店」の倉庫です。店では種もみを発芽させ、1センチほどに育った苗を、3月から栽培契約を結んでいる農家に届けています。運んだ先では、苗をハウスに並べる「苗出し」が行われました。
大黒屋商店 尾崎義明さん
「(管理する)温度が良くないと発芽しないところがある。ムラなく発芽しているので、良い状態」
苗は光の当たらない暗室で育てたため、白い色をしています。これが苗出しによって日を浴びて、青々と育っていきます。15日(金)は10人で作業にあたり、慣れた手つきで次々と並べていきました。
作業をした農家
「今年も始まるなという感じ。(白い苗)が青くなると気持ちがいい」
大黒屋商店 尾崎義明さん
「良い苗を作ることは、その年の収量と品質に直結する。病気にかからない丈夫な苗を生産者に供給できるよう頑張りたい」
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