2022年03月02日 18:37更新
上越市議会3月定例会が2日からはじまりました。中川市長は風通しの良い役所づくりを目指そうと、人事改革プロジェクトをかかげ、新年度から専任の部長と複数の職員を置く考えを明らかにしました。
「人事改革プロジェクトは担当部長以下、数名の職員数名と実務を担う職員を兼任させる体制を整備し、様々な手法で広く職員の意見や思いを聞きながら丁寧に進めていく」 「プロジェクトチームを立ち上げ、人事課や行政改革推進課などの関係課職員を兼任させる体制を整備し、議論を本格化させる」
中川市長は人事改革にさきがけ、新年度から職員研修を進める考えです。そのうえで、具体的な改革の内容を年度末までにまとめ、本格的な組織改編は令和5年度から実施する考えを示しました。
新年度は中川市長にとって、はじめての予算編成となります。きょうは所信を表明し予算の大きな方向として「暮らしやすく希望あふれるまち」を掲げました。新年度の一般会計予算規模は977億円あまり。去年、初当選した時の公約を通年観光や子育て、地域交通など、8つのプロジェクトとして進めていくことにしています。
市長は「速やかに着手できるものは令和4年度から確実に実行に移していくとともに、地域や関係者と対話や連携が必要なものは、一つひとつ丁寧に対応し、理解と納得を得ながら進めていく」と述べました。
3月定例会の会期は28日(月)まで。最終日には現在1人欠員となっている副市長人事案などが採決される予定です。
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